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地元木材

202505|22

新築 カスタマイズする家

 
黒い外観が印象的なこの住宅は、2階建てですが、三世代が無理をせず、心地よく暮らすことに重点を置いて設計しました。くらしの中心は1階で完結、バリアフリー対策は万全で、いつ車いす生活が始まっても、今まで通りに過ごしていただけます。
 

玄関にはスロープを付け、軽い力で開閉できる引き戸を設置しました。
洗面台の足元も車いす対応に。介助に充分な空間も設けています。広いカウンターは、アイロン台にしたり、たたんだ洗濯物を置いたりと、便利に使っていただけます。

 

旧居の思い出の欄間がアクセントのLDK。リビングの天井を高く取り、開放感を持たせています。
さらに、キッチンとリビングから出入り可能な、収納力バツグンの納戸のお陰で、すっきり広々使用していただけます。

 
家は3回建てないと理想の家にならない、といわれるほど難しい買い物です。
この住まいの2階は、実はまだ完成していません。お子様が個室を必要としたとき、改めて手を加える予定になっています。資金にも空間にも余裕をつくり、必要に応じてカスタマイズしていく、という方法も家づくりのひとつの考え方なのではないかと思います。
 

必要最低限のキッチン。実際に使っていく上で感じる不便な点の解消や、ライフスタイルの変化に合わせて修正する余力を残しています。
お子様が個室を必要とするまで共に過ごす寝室には、大容量の収納スペースを設置。家族全員の衣料を収納しても余裕があります。

202104|14

リフォーム ひのきのフローリング

老朽化していたキッチンと和室、廊下の床を地元産の無垢のヒノキ材に張り替えました。
改修中にわかったのですが、こちらは私が修行時代にお世話になった棟梁が建てた家でした。
師匠が手掛けた家に弟子の私が手を加えるというのは嬉しいと同時に、身が引き締まります。

無垢のフローリングは足ざわりがよく、断熱、調湿に優れています。こちらのお宅のように開放的な場所に敷くと、夏場でもべたつきにくく、快適に過ごせます。
また、断熱性の高い下地と併せれば、冬場の底冷えが軽減されます。
加えて耐久性もありますので、無垢材の中では比較的楽に手入れしていただけます。
年を経るごとに鼈甲のような色と艶が出てくるのも魅力です。